お菓子で伝える感謝のメッセージ
- 2020.05.06
- メンバー活動
- Little Breads To Go, アーノルド・フジ・タカムラ, コロナ対策, ラ・ナチュール ハイジ, 人物図鑑, 募金活動, 船橋

|この取り組みを長く継続させるために
新型コロナウイルス感染者の治療にあたる医療従事者の方へ
応援と感謝のメッセージを込めた取り組みが船橋市内にある下記3店のパン屋で始まりました!
Little Breads To Go(本町)
ラ・ナチュール ハイジ(咲が丘)
アーノルド・フジ・タカムラ(芝山)
この3店舗では現在、募金をつのり集まった寄付金を材料費にお菓子を作り、病院へ届ける活動を行っています。
当初、自費でお菓子を贈ろうと考えていたと語るLittle Breads To Go経営者の古宮義和さん。相談した同パン店常連客の1人であり、医療関連会社勤務である君塚靖さんの提案をうけ募金を募ることに。

狙いはこの取り組みを長く継続させるため。
古宮さんは「応援したいというたくさんの想いがプラスの力に繋がってほしい」と話しています。
第1弾として用意された100袋のラスクは今月8日にも市医師会を通じて市内の病院へ届ける予定!
お菓子には「あなたがいてくれてよかった」というメッセージも
添えられています。

今後は参加店舗を増やしたり、お菓子に添えるお手紙や絵などを提供してくれる方を募ったりなど「伝えたい想いを伝えあう場」としていきたいと考えているそうです!
ここで以下に古宮さんをはじめ、この活動に参加された店舗のみなさんのメッセージをお伝えしたいと思います。
僕らは「非常事態宣言」は戦争の時にしか出ないと教えられました。
今、最前線で戦ってくれているのは医療従事者の方々だと思います。
未知のウイルスという恐怖と戦いながら、自分と向かい合いながら
僕らにはいったい何が出来るでしょうか?
看護師のお母さんに「行かないで」と言うのはいけないことでしょうか?一番大切な人です。
僕らには何が出来るでしょうか?
看護師の娘に「自分の命と人の命とどっちが大事なの?」と問いかけてはダメでしょうか?
大事でない訳がありません。
僕らには何が出来るでしょうか?
感染病棟勤めに手を挙げた独身の方がいると聞いて涙が出ます、誰かが手を挙げないといけないのかもしれません。
僕らには何が出来るでしょうか?
みんな自問自答しながら戦ってくれています。
もはやストレスや疲労は想像もつきません。
どうやったら応援出来ますか?何がみんなの為になりますか?勇気付ける事は出来ますか?
ボランティアで手伝いたいと言ってくれた方がいます。
今、医療の知識無い人が集まることはよくないでしょう。
もしかしたら被災した経験者かもしれませんし、被災地に手伝いに行ったことのある方かもしれません、でも今は動かない方がいいでしょう。
お菓子を送ることで全てが解決するとは思いません。
けれども、孤独感を紛らわしてくれたり、応援してもらっている温かさを感じてもらえたり、甘いものを食べてほんの少し疲れが取れたり、ちょっぴり元気が出たりしてくれたら嬉しいです。
応援しか出来ないけど応援している人達がたくさんいます。
募金、手紙、お菓子で表現していますがみーんな感謝しています。
気持ちを込めて作ります。
思いを込めて届けます。
なぜラスクにしたのかと言うと
以前お客様に
「このラスク忙しい時に食べられていいのよ、食べながら仕事出来るし、このガリガリ感が余計な音聞こえなくなって集中できるのよねー」と言われたことがあったからです。

よろしくお願い致します。
古宮 義和
問い合わせ先:船橋ありがとう委員会
090-4396-4547 君塚(キミヅカ)
送り先
船橋市医師会の杉田事務局長に直接お渡ししています。医師会を通して市内7病院へ順次届けられる予定です
募金箱
各店舗の店頭に設置してあります
みんなでコロナを乗り切ろうという輪がここから広がっていけばいいですね!
ソース元:読売新聞
記事協力:宮田 えみ

Little Breads To Go
古宮 義和
船橋生まれの船橋育ち
菓子職人として3年修行
パン職人として7年修行後、独立
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